初めてお読みになる方も、そして常連さんの方も、時刻は16時を過ぎました。

7月7日木曜日、じむちょ~のお時間です。

















今日は七夕ですね。

七夕の夜っていうのはスッキリ晴れた星空が見られた覚えが無いのですが…

果たして今夜はいかがでしょうか。



















さて、歯科に限った話ではありませんが、社会全体が人手不足に陥っている今日このごろ。

このぐらいのことは誰しもわかっているでしょうが、おさらいの意味で画像を貼り付けてみます。








1960年、東京オリンピックが開催される4年前の人口ピラミッドです。

1960

もう、希望に満ち溢れた構図ですね。










その20年後、1980年。



1980

ちゃんと子供も生まれている時代。

何をやっても、誰がやっても、上手くしか行かない時代。

この後、バブル期がやって来ました。

今の時代に何かしら経営している人が見たら、すーっごぉーく楽そうに感じますよね(笑)


ちなみに、自分はちょうど第二次ベビーブーム世代です。

子供の頃から競争、競争、競争…の環境で育ちました。

大学受験、受験者が入りきらないので体育館です、2月の。











そして今から4年後、東京オリンピックが開催される2020年の人口ピラミッドです。

2020




はい、材料は揃いました。

以前、ネガティブ or ポジティブ で書きましたが、嘆いても目の前にある現象や状況が変わる訳ではありません。

この材料を目の前にしてどうするか。













競争に満ちた世代というのは、それだけで有望な人材も多く出てきます。

反面、競争力の働かない環境で育ってきた世代というのは、能力の有る人材は減ります。





どういうことかというと、官と民の差がわかりやすいです。

・官=官僚(要するに公務員)

・民=民間企業(民間人)



面白い記事がありましたので抜粋すると、

「物が売れず利益が出ない時、一体どうしますか?」

『官僚=値段を上げて(例えば増税)利益を確保しようとします。民間=サービス内容の向上を図り売り上げを伸ばそうとします。これが、官と民の感覚の違いのひとつです。』






競争力が働く、働かない、という環境は、全体の成長を考えると非常に重要な要素になってきます。

何でもそうですね。



















ここで、歯科の話を書いていきますと…

例えば歯科衛生士を取り巻く環境。







平成26年度卒業者数6573名、就職者数6157名、就職率93.7%です。

これに対して求人件数71,570件、求人人数109,864名、求人倍率17.84倍。






もう選びたい放題です。

こういう状況ですから、セカンドキャリアで歯科衛生士を目指している人も増えているそうです。

こんど当院に入職する歯科助手も、来春から夜間学校に行くそうです。







有効求人倍率18倍という競争原理が働かない環境の中、優秀な歯科衛生士を採用するというのはハッキリ言って至難の業。


どうしますか?

どうしていますか?







歯科衛生士なら誰でも良いという訳ではありませんよね。

昔、ある先生が言っていました。

『採用したいと思えるのは5人面接して1人。優秀だと思えるのは5人採用して1人。』



これを捉えると180倍ということになってきます。








この環境下、当院には歯科衛生士が5人在籍…していました。

今は4人ですが、問い合わせはちょくちょく来ています。





メールで応募してきた時点でお断りしている人。

やり取りをしている文章を見てお断りしている人。

面接をして不採用している人。

試用期間中で不採用している人。







このような方たちでも求人倍率18倍もあるのですから、どこかしらで働くことは出来るのだと思うと気が楽になっています。

その人たちに見合った医院があると思うからです。







昔から書いていますが、当院では『人材=人財』と捉えていますので、

4人在籍していてちょくちょく問い合わせが来るというのは、かなり当院の環境が良い部類なのだと思います。








・ほとんど残業無し
・残業の場合25%割増
・有給取得率100%
・食事補助
・寮
・宴会は勤務時間内
etc…


これらは福利厚生の部分が多いですけど、例えば同じ年収400万円でも支給の仕方で報われる内容が全然変わってきます。

支給の仕方が違ってくると、所得税、住民税、社会保険料の額が上がってしまって手元に残る額は?ってなってしまいますしね。





それと、一人ひとりを尊重すること。

誰々にはリコールが何人来ているという評価。

それに見合った報酬。




やはり、1日の中で最も長くいる職場ですから、それぞれの存在意義、私らしくいられる空間、っていうのも大事だと思っています。

jinzai
>出典http://www.akagikosan.co.jp/






このような環境下ですが、医院側が媚びるような形での人材採用は控え続けていくつもりです。

こちらから、わざわざお金払って会場に出向いて、ブースを借りて、説明をしに行くというやつです。






普通は「働きたい人が門を叩く」のです。

弟子入りしたい人に向かって申し込むのです。







そう思われる職場であることが大事だと思っていますので…

恐らく媚びている職場っていうのはモテない職場だからわざわざ会場に行くのだと思っています。




どんどん、競争原理を無くして環境悪化させていることも知らずにです。

なので、そういうところに出向いている職場に、良い職場は少ないと思います。






求人票を出す。

求人広告を出す。

それをきっかけに当院ウェブサイトを隅々まで見て、見学&面接に来てくれる。





そんな職場こそ良いと思ってくれる職場だと思いますし、

そういう求職者は既にコンセプトを理解して来てくれているので、

最良のパートナーとなれると思っています。






立場は違えど選択の自由は

『雇用主:従業員=50:50』

ですからね。




職場を選ぶのも自由、従業員を選ぶのも自由…

この部分は対等なはずですから。








媚びてどうすんのよ、って。

そう思ってこれからも突き進んでいくつもりです。











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