初めてお読みになる方も、そして常連さんの方も、時刻は18時を過ぎました。

2月4日水曜日、じむちょ~のお時間です。









昨日は節分でしたね。

ゴン太と散歩中に、2軒ほどのお家からタイミングよく、

「鬼はー外!」







えっ!鬼って俺?

→母親:申し訳ございません、みたいな表情。

に遭遇しました(笑)












さて、久しぶりに感銘を受けた本に出会いました。

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第1刷発行しかありませんので、今は中古でしか入手できません。




Amazonで書かれているレビューも参考にしてみてください。










27歳の頃を思い出します。

久しぶりの友人に誘われて、初めて行った「スナック」のママさん。

当時40歳代後半ぐらいだったその女性は、



帰り際、一見さんである若造のTakeに深々と、

「Takeちゃんと言うんですね、今日は本当にありがとうございました。」

と挨拶をされたことに驚き、

「何でそんなにご丁寧なんですか?」

と、そこから30分も話に花が咲いたのですが、

旦那様が足立区でお鮨屋さんをやっているということで、初めて行ったのがママさんが連れて行ってくれた昔の「潮路」でした。



板場には常に2〜3名が立ち、カウンター席は約15席、個室にできるテーブル席の部屋が3つ、その他料理を運べるエレベーターがあって2階に大部屋もありました。



このお店で修行を積み、独立していった人の息子さんも働いていました。





当然、そういうお店のカウンターに27歳の若造が似合うはずもなく、ママさんが終始付き合ってくれたのですが、

「相談に乗ってくれたからいいの。ね、おやっさん!」

何と!お代はタダ。。。




「こんな僕みたいな人でも、ここに来ていいんですかね?」




ということで、恩返しではありませんが、それから色々な人を連れては通うようになったのですが、

用途別すしでも書いた通り、当時は2人で1万円以上払った試しが無かったのです。



今思えば、先行投資だったのか、20歳代からそんなにもらえないよ、という気持ちだったのかわかりませんが。



やっぱり若気の至りもあって、当時は上昇志向しか無かった頃でしたので、酔いが回って気の大きな発言もしてしまった時もありまして。




カウンターの向こう側では手も動かしながら、

「こういう人が聖徳太子なんじゃないか?」

っていうぐらい、すべての客の話が聞こえているんですね。





著者である「中澤圭二」さんも書いていましたが、



空気を変える

っていう仕事に救われたことがありました。





鮨屋は「さらし」の商売。

空気を感じて人間を売る。

カウンターでは赤の他人が隣に座っている。


「カップルが座っているところに威圧的な人が入ってきたり、お子様連れもいたりするんです。」


という下りがあって、誰もが気持よく美味しく食べられるようにと。




今思えば、ある時は、

「これ旨いんですよ!サービスです。」

と言って話題を変えて、困っているお客さんから会話を引き離したりする風景があったなぁと、当時を思い出します。







まるで雲の上の人?

仙人?

っていうぐらいに感じた「人間力」をお持ちのおやっさんと、毎週のようにゴルフに行くようになったのは、それから数年後でした。

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(何度も使い回しで…)

ネガティブ発言をボジティブに変える瞬発力。

困った客に瞬時に針を刺して場を収める迫力。

常連さんは、いつも元気な姿で帰っていたと思います。

みんな「おやっさん」が好きで通っているんだなぁと。






Take自身、当時は色々と勉強になりましたね。。。


自分の仕事でも、せっかく電話を頂いてお会いさせて頂いているのですから、Takeと顔を合わせて会話を交わした後は気持ちよく帰って頂こうと、目指すきっかけも、努力の裾野を頂くこともできました。

対人商売はそうでなくっちゃいけないと。




また、この人のためなら全力で仕事しようとも思えました。

裏から入った厨房内で赤貝を捌いたり、茹で上げた海老を向いたりしながら話す「おやっさん」の要望を聞いて、すぐに情報収集に取り掛かったり、提案したり、パンフレットを作ったり。







時は過ぎて色々あって、今の小じんまりした形に落ち着きましたが、

・グランメゾン
・プチメゾン
・ビストロ

という使い分けを用いるとしたら、昔のグランメゾンだった頃が本当に懐かしいです。






その頃を思い出させてくれた「中澤圭二」さん営む、四谷の「すし匠」。

行ってみたいな、と思ったらもう、ハワイ永住されるご予定だとか。

これも叶わなかったご縁でしょうか。








そう言えば昨夜、息子が

「おすしがたべたい!」

と言っていたそうです。

どうやら、ガストで食べた「まぐろたたき丼」が美味しかったようです。。。












今ではもう使えるもんは既製品で仕入れ、卵を焼くことさえやめてしまった潮路ですが、そういった人間力は今なお持ち合わせているおやっさんの前で、

カウンター席でそういう「空間」を味合わせられるのも、今の時代がギリギリなのかなぁ?と思い、

近々、ゆっくりと訪れようかと思っている今日此の頃なのです。











息子よ、良いフリをしてくれたな。

息子が言うなら仕方が無い。









ぐっじょぶ!(笑)















PS:業界内では20もの店をフーテンの如く転々とした中澤圭二さんに対して賛否両論あるようですが、これはこれで一つの味だと思います。だからこそ、次はハワイに行かれるのでしょうけど。
ご興味のある方は方は、このような動画がありましたので、貼り付けさせて頂きます。








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